イラストレーターの年収は

イラストレーター年収
絵を描くことが好きで将来は絵の仕事をしたいという方で「絵を描く仕事で生活できるのか」と不安な方もいらっしゃると思います。そこで、今回はイラストレーターの年収について解説していこうと思います。

イラストレーターの年収は一概には言えない

実はイラストレーターの年収というのは一概に言うことができません。理由としてはフリーランスイラストレーターになるか会社員イラストレーターになるかで収入が違ってくることと、フリーランスイラストレーターの収入の個人差が大きいからです。

フリーランスだけで見ると低収入

副業でフリーランスのイラストレーターをしている方が多いためか、フリーランスのイラストレーターは年収が低い傾向にあります。過去に日本イラストレーター協会がアンケートを実施したところ、およそ75%ものフリーランスのイラストレーターが年収200万円を下回っていたのです。
参考:https://shingakunet.com/bunnya/w0017/x0169/nenshu/

社員として働けば普通に生活できる

会社員イラストレーターとなれば話は変わってきます。雇われている分、給料が一定額入ってくるので極端に年収が低いということは避けられるのです。しかし、普通のサラリーマンに比べて平均年収は少々低いのが実態のようです。
参考:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2017.htm#a-01

年収アップの方法

しかし、「イラストレーターは年収が低いとされているから今の収入でも仕方ない」と思う必要はありません。そこでイラストレーターはどのようにしたら年収をあげられるのか説明していこうと思います。

大手の会社に応募する

現在勤めている会社でこれ以上の昇給が見込めないのならまずは大手への転職を視野に入れましょう。今すぐ大手は実力的に無理だろうという方でも、昇給が望めないのなら、今より良い環境に転職する時期です。

会社に採用してもらうには

会社に採用してもらうためには構成が練られたポートフォリオを用意することと絵を描くことに対する熱意を伝えることが重要です。自信作とその会社にテイストを合わせた絵に加えてバリエーション豊かなポートフォリオが望ましいです。また、熱意が伝わるようポートフォリオにはこだわりや詳細な情報を書き込み、聞かれた時に説明できるようにしましょう。どの会社も能力と熱意のあるイラストレーターを歓迎してくれるはずです。

フリーランスになる

低収入ということで先ほど挙げたフリーランスですが、実はイラストレーターの中で高い収入を得ているのもフリーランスのイラストレーターなのです。フリーランスは一枚あたりいくらで仕事をするか自分で決めることができるので、その単価を上げることで年収アップを目指します。ただし、単価を上げるといことはその値段で依頼者に納得させるだけの技術が求められます。

イラストレーターとしてのスキルを身につける

では、イラストレーターとして生計を立てていくためには一体どのようにしてスキルを身につけていくことが重要になってくるのでしょうか。2つのパターンに分けてご紹介します。

専門学校に通う

学生の方におすすめなのが専門学校に通うことです。実績のある教師の指導のもと、必要な知識と技術が身につく上に就職の支援もしてくれます。共に同じ夢を目指す仲間たちと学習に適した環境のおかげで、有意義な日々を送ることができます。

イラストを学べるスクールに通う

忙しい方におすすめなのがイラストを学べるスクールに通うことです。自分で時間割を組むことができるので、時間の制約に縛られることがないのが魅力です。中にはオンラインのスクールもあるため、用事が終わった後に家で講座を受けるといったことも可能です。

まとめ

イラストレーターの年収とそれに関連する情報をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
漫画やアニメが好きな人が一度は目指そうと思うイラストレーターですが、その年収は実力次第のようです。実力次第ということは、絵を描き続けて実力を上げていくことができれば、高い収入を十分に狙えるということです。年収アップを狙ってぜひ自分の実力を磨いてみてください。

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