イラスト専門学校に興味を持っている人の多くは、卒業して就職するときのことを考えているのではないでしょうか。
イラスト専門学校ではどのような職業を目指せるのか・どのような技術を身に付けて社会にでるのかなど徹底検証しました！
イラスト専門学校の卒業後の不安を取り除きませんか？
イラストの就職先
グラフィッカー（ゲーム制作会社）
グラフィッカーとはゲームの画像・映像・特殊効果など、グラフィックに関わる部分を受け持つ仕事です。
キャラクターデザイン・背景・タイトル画面やムービー・バトルエフェクトなど、制作するものは多岐に渡ります。
美しいグラフィックを求めてゲームをプレイする人もいるため、売り上げに直接関わる重要な役割を担っていると言えます。
企業
株式会社DMM.com
兼松グランクス 株式会社
アイディアファクトリー
株式会社ニトロプラス など
イラストレーター（イラスト制作会社）
イラスト制作とはゲームイラスト・絵コンテ・カンプ制作を請け負う会社のこと。クライアントから背景・キャラクターなどすべてを依頼されることもあれば、キャラクターが持つ武器のみ・モンスターのみを大量に発注されることもあります。
急を要して依頼される場合も多々あるので、スピード感のある創作技術を身に付けることができます。
企業
株式会社アクア
Panda Graphics株式会社
株式会社フーモア
株式会社フロンティア・エージェント など
デザイン事務所（デザイナー兼イラストレーター）
デザイン事務所とはポスターや広告などのデザインを制作する会社のこと。イラスト制作会社はデザインの一部である背景・キャラクターの制作を担当しますが、デザイン事務所は全体のレイアウトなどをすべて受け持つ依頼が多いです。
デザイン事務所によって扱っている媒体は様々で、全般的に扱っている会社・WEB媒体のみ会社などに分かれます。
企業
株式会社サウザンドデザイン
株式会社アミファ
株式会社ツー・スリー
ondo inc. など
イラストレーターになるメリット
イラストレーターになるメリットに、実力があれば自宅で作業ができるということが挙げられます。
女性であれば結婚・出産をした後も仕事ができたり、会社員として転勤・出張・朝の満員電車を回避できたりというメリットを受けられます。
またたくさんのメディアが溢れている現代で、イラストは様々な場所で必要とされています。自分の描いたイラストが世に出ていることで、仕事にやりがいを感じることもできるでしょう。
イラストレーターのなり方
高校卒業後に就職
イラストレーターは基本的に実力主義の世界です。企業ごとに必須としているスキルを習得していて、さらに魅力的な作品を作れれば高校卒業後すぐにイラストレーターとして就職できます。
ただしかなり高い技術が求められるので、高校在学中に業務委託で仕事を経験してみるなどプロが求めるレベルを知っておく必要があります。
美術系の大学へ進学
美術系の大学に進学後、広告制作会社・イラスト制作会社に就職するというのもイラストレーターに多い進路です。美術系の大学ではデッサンなどの授業で基礎画力を向上できるだけでなく、様々な絵の捉え方を学ぶことができます。
また美術系の大学を卒業したという学歴は「一定期間美術に関して学んできた」証明にもなるので、イラストレーターだけでなく美術全般の就職を考えている方にもおすすめできます。
専門学校へ通う
自分はイラストレーターになる・少しでも早く商業デビューして実績を作りたいと考えている方はイラスト専門学校の進学も視野に入れてみましょう。
短期間で「売れるイラスト」「消費者が求めるイラスト」とはなにかを徹底的に教えてもらえます。プロの現場にインターンとして参加できるカリキュラムが組まれていることも多いため、業界で求められていることを理解する一番の近道になるでしょう。
イラスト専門学校で身に付けるスキル
イラスト専門学校では鉛筆や絵の具などアナログな道具を使用する一方で、コンピュータを使用する授業もあります。
社会に出てイラストの仕事を始めると依頼主から「このようなイメージで描いてください」という発注が来てそれに合わせて描く必要があります。
そのため依頼主の希望に沿うよう様々な道具を使い分けられるスキルは重要でしょう。
イラスト専門学校で学ぶ様々な道具の使い方はプロに必要とされるスキルのひとつですね。
イラスト専門学校卒業後の進路
イラスト専門学校を卒業後はデザイン会社にイラストレーターとして入社したり、編集プロダクションに入社したりする人が多いようです。
またショップなどに勤めてPOP製作者として活躍する人も。
また漫画家のアシスタントとして働き、イラストレーターと漫画家の両方を目指す人もいます。
絵を毎日描き続けるため画力があがるので、絵を必要とされる場所で重宝されることは間違いありません。
イラストを描く仕事は様々な場にあるので、熱意があればイラストレーターになれる可能性は高いのです。
イラスト専門学校は社会人も歓迎
一度は他の職種に就いたけれどイラストへの想いを捨てきれない・子育てが終わったからイラストを本格的に勉強したいなどの想いを抱えて入学してくる人も少なくありません。
社会人が本当にやりたいことにチャレンジできる場としても、イラスト専門学校はおすすめです。
⇒イラスト専門学校から就職を目指すなら
まとめ
イラストを描くのが好き・イラストレーターになりたい・イラストに関わる仕事に就きたいと思ったら専門学校に通うことが一番かもしれません。
イラスト専門学校では画力を上げるほかにも、キャラクターに人間味を持たせる方法なども教えてくれるので絵に深みがでます。
ただイラストを描くだけではなく、プロの目線でイラストを描けるようになるので即戦力が身につきますよ。
ぜひ本気でイラストレーターを目指しているのなら、専門学校について調べてみてくださいね。
諦めかけていたイラストレーターへの夢が一気に開けるかもしれません。
フリーランスになるには
イラストレーターの多くは実績と経験を積むとフリーランスや独立の道を歩みます。
実績もある・経験もある方がフリーランスになるとき、大切なものは「人脈」と言えるかもしれません。
フリーランスは企業に属していないため、自分で仕事依頼は来ません。そのため様々な会社に営業をかけるのはもちろん、企業で働いていたときの人脈も大切にしましょう。
企業時代の仲間から仕事を受けられたり、仲間づてに依頼が舞い込んだりする可能性も高いのです。
フリーランスとして活動し始めの頃は、営業と人脈が成功のカギと言えるでしょう。
つねに「独立」「フリーランス」になることを頭に入れておくと、企業内でどのように仕事をすればよいか見えてくるかもしれませんね。