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イラストを持ち込むために必要なこととは


イラストレーターとして生きていくために、欠かせないこととして挙げられるのは持ち込みではないでしょうか。
仕事を多く依頼されるように、積極的に行っていく営業活動として挙げられる持ち込みですが、実はさまざまな方法があり、さらには持ち込みを行いながらオンライン上でも持ち込みに当たることができます。
そこで今回このページではイラストレーターの持ち込みをテーマにお話ししていきたいと思います。

イラストの持ち込み方

イラストの持ち込み方は大きく2つ挙げられます。
いずれの持ち込み方法もイラストを直接見てもらうために方法として、宣伝活動として現在も行っている人も多くいます。
では、どのような持ち込み方があるのか、見ていきたいと思います。

直接出版社に持ち込む

まず1つ目は直接出版社に持ち込むことです。
各出版社の編集者の人にアポを取り、直接見てもらうという方法で、持ち込みと聞いたらまずこの方法が浮かぶ人も多いと思います。
しかしこの直接出版社に持ち込むという方法も、ただ闇雲に行ってもあまり成果を得られません。
まず持ち込むときは自身のイラストがマッチすると予想できる出版社を選んでいく必要があります。
出版社がどのようなイラストを求めているのか、出版している雑誌や書籍から傾向を割り出した上で、編集者の人に連絡をしてみましょう。
ただし、編集者の人は、多忙であることに加え、外出の機会が多く不在であることがほとんどであるため、まず見てもらう機会を得るまでが長いというデメリットがあります。
そして編集者の人の中には持ち込みに対応するために時間を取られることをあまり好まない人もいるため、断れるケースもしばしばある傾向もあるようです。

出版社へポートフォリオを郵送する

2つ目は出版社へポートフォリオを郵送することです。
出版社で現状多い持ち込み方がポートフォリオを郵送する方法です。
ポートフォリオを郵送する方法が多い理由は、先ほどもお話ししたように、出版社の編集者の人は多忙で外出が多いことが挙げられます。
そのため、直接出版社に持ち込もうとするイラストレーターに対し、ポートフォリオを郵送してもらい、自身の出版社で求めているテイストのイラストであるかを確認するという人も多くいます。
そして送られたポートフォリオは出版社内で回覧される、もしくは会議といった機会に編集者の人に見てもらうことになります。
しかし、郵送されたポートフォリオの多くは回覧のみで終わってしまうことが多く、資料用の棚に仕舞われてしまうことがほとんどです。
日頃出版社には多くのイラストレーターからポートフォリオが送られているため、イラストレーターとして仕事につながることはあまりないといっても良いでしょう。

以上がイラストの持ち込み方です。
いずれを見てみると、イラストレーターとして仕事につながることはあまりないことが分かります。
しかし、編集者の目に止まるケースもないとは言い切れないため、営業活動の一環として考えて行うようにすると良いでしょう。

オンライン上でもできること

そして持ち込みのほかに営業活動として持ち込みに近いことができる場がオンライン上(インターネット)です。
オンライン上ではさまざまな営業活動があり、いずれも持ち込みと同等、もしくはそれ以上の効果を発揮します。
では、オンライン上でできることとは一体何があるのかを確認していきましょう。

クラウドソーシングにある案件に応募する

まず1つ目はクラウドソーシングにある案件に応募していくことです。
クラウドソーシングサイトとは、不特定多数の企業や個人など仕事の発注や受注を行い合える場を指します。
そしてクラウドソーシングにはイラストを求める企業や個人といった発注者(クライアント)も多くいるため、イラストレーターとして仕事に応募することも可能です。
そしてクラウドソーシングには金額と制作期間などを見積もりに納得した上で行うプロジェクトタイプ、依頼内容に基づいたイラストを直接発注者(クライアント)に送り、複数の中から選ばれることで報酬金を得ることができるコンペタイプがあります。
そのため、自身の信頼を得るためにもどちらのタイプにも応募し、着実にキャリアを積んでいくことで、クラウドソーシングサイト内でも持ち込みと同等の営業活動を行っていくことも可能です。

ブログやSNSで作品を発表する

2つ目はブログやSNSで作品を発表していくことです。
自身のブログやウェブサイト、Twitter、Facebook、TumblrなどさまざまなSNSで自身のイラストを発表し続けていくことも、持ち込みに当たる活動を行うことができます。
日々イラストをオンライン上に発表し続けていくことは、イラストレーターとしてこのようなイラスト作品を制作することができるとアピールできることと同等の行為でもあります。
そのため、ポートフォリオに当たるブログやウェブサイトにイラストをあげるタイミングで、TwitterやFacebook、Tumblrに更新をし続けているうちに、編集者の人などをはじめとする企業や個人などから依頼が入るようになっていきます。
そのため、日々ポートフォリオを更新し続けることで、編集者の人などをはじめとする企業や個人などにポートフォリオを見せ続けられるという、常に持ち込みをすることができるようになります。

以上のようにオンライン上でもさまざまな活動を取り入れていくことで、直接出版社に持ち込み、もしくは郵送でポートフォリオを送り続けることができるようになります。
持ち込みがうまくいかなかったときは、オンライン上でできることを取り入れていくというのも一つの手と言えるでしょう。

まとめ

今回はイラストレーターの活動の一つである持ち込みについて取り上げてみました。
今日は直接見てもらう、郵送でポートフォリオを送るという方法と同じように、オンライン上でできることを取り入れていく方がより仕事を得やすくなっている傾向です。
自身がイラストレーターとして、仕事を得るためにも、持ち込みについてさまざまな方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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