デザインとイラストの違い

「デザイン」と「イラスト」という言葉をよく聞きます。どちらもアート系の仕事で同じような仕事をしているのでは? と思いがちですが、実はよく調べてみると全然違うもののようなんです。
これからデザインやイラストを学びたいと思っている方はぜひ知っておきましょう。
「デザイン」と「イラスト」の違いを知っておくと将来目指す職業も変わってきます。


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デザインとイラストの違いとは



デザイン


デザインとは商品全体の装飾を考えること。本の表紙を例にしてみると、本の内容に合わせて文字や台紙の色・どのようなイラストや写真を入れるかまでを考えます。


イラスト


イラストはそのままの意味で、挿絵や図解などの絵のことです。説明などをよりわかりやすくするために描き添えられることが多いでしょう。


デザイナーとイラストレーターの違い


デザインとイラストの違いが分かると、デザイナーとイラストレーターの違いも分かってくるのではないでしょうか。

デザイナー


デザイナーは商品全体の装飾を考える人のことで、商品にあった箱の大きさや色合いなどを考えます。
またどのようなイラストを入れるか・キャラクターのポーズまで考えることもあります。
そして商品に載せたいイラストをイラストレーターに発注します。


イラストレーター


イラストレーターはデザイナーから受けとった発注書をもとに、依頼に沿ったイラストを描いていきます。
このときどのような商品に載るのか・どのような雰囲気を出せばよいのかなどをしっかり吟味しながらイラストを完成させていきます。
描きあがったイラストをデザイナーに納品後、リテイクが来たら修正します。


デザイナーとイラストレーターの重なるところ


イラストとデザインはよく知ってみると大きな違いがあります。その一方でイラストレーターとデザイナーは求められるものがとてもよく似ています。
求められることのひとつめは、IllustratorやPhotoshopなどのデジタルが使えること。
今はインターネットを使用してやりとりする時代なので、デジタルは必須スキルと言えるかもしれません。
そして求められることのふたつめは、「絵やデザインに触れる習慣があること」。
デザイナーであってもイラストレーターであっても、発注を受けたとき咄嗟に「既存のあの作品の商品と似ているイメージを求めているのかな?」と頭に浮かぶと仕事がしやすくなります。
そのイメージを掴むためには普段からイラスト・デザインに触れている習慣を持たなくてはいけません。


まとめ


デザインとイラストは切っても切れない存在ですが、異なる部分もたくさんあります。自分はデザイナーになりたいのか・イラストレーターになりたいのかを把握して、専門学校やスクールで学ぶ知識・技術を選びましょう。

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