フリーランスイラストレーターが駆け出しでも仕事を得るには

駆け出しのイラストレーターとは?
イラストレーターとして生きる道の中には、会社などに所属する、もしくはフリーランスのイラストレーターとして生きる方法があります。
会社に所属するイラストレーターは収入が安定している反面、フリーランスのイラストレーターは駆け出しの頃というと、仕事が安定しない人も多いと思います。
そこで今回はフリーランスイラストレーターとして駆け出し始めたときこそ、力を入れて欲しいポイントをお話ししていきたいと思います。

駆け出しだからこそ力を入れるべきポイント

駆け出しのフリーランスイラストレーターだからこそ、力を入れておけば仕事を得るチャンスを増やすことができます。
そしていずれもイラストを描き進めていきながら、行うことができるものです。
では、駆け出しだからこそ力を入れるポイントとはどんなものなのか、ポイントを見ていきましょう。

自身の価値を分かりやすく可視化する

1つ目は自身の価値をわかりやすく可視化することです。
自身の価値をわかりやすく可視化することは、自身の作品を発表する場をSNSで作ったときなどにまず行ってほしいことです。
フリーランスのイラストレーターは企業に所属するイラストレーターのように仕事が入ってくる環境ではありません。
自身の作品を見せる場や価値がどの程度なのかを可視化しないと、イラストの制作を依頼する側が作品の傾向や料金はどのくらいと設定すれば良いかが見えず、なかなか依頼ができないことが多くあります。
そのため、イラストレーターは駆け出しの頃から自身はどのようなものが作れるのか、料金はどのくらいなのかといった情報をわかりやすく見せる必要があります。
そのためにSNSなどで自身の作品を発表する場に下記の情報をまとめておくようにしましょう。

  • ポートフォリオ
    自身のイラストをまとめている作品集。複数の絵柄がある場合は絵柄ごとにまとめるといった方法をとるイラストレーターもいるようです。
  • 料金表
    自身のイラストがどの程度の価格であるのかをまとめた表。媒体のサイズごとや納期のことをまとめておくと良いでしょう。
  • お問い合わせフォーム
    仕事の依頼をもらうための連絡ツールです。多くのイラストレーターはメールアドレスとお問い合わせフォームを設置していますが、お問い合わせフォームから連絡をもらうことがほとんどの傾向です。

以上のように自身の価値をわかりやすく可視化することは、仕事を得やすくなることと言えます。
駆け出しだからこそ、自身の価値の可視化をしっかり行っておきましょう。

イラストの情報を日々発信する

2つ目はイラストの情報を日々発信することです。
従来イラストレーターが仕事を得るためには、自身で相手の会社に営業をかけていく必要があり、労力を要し、心身ともに必死にならなければならないことがほとんどでした。
しかし、近年イラストレーターの中には営業をせず、仕事を依頼されるパターンも見られるようになりました。
その多くが利用しているのがSNSで日々発信していくことです。
日々、ブログやTwitter、Instagram、Facebook、TumblrなどのSNSに自身の作品を発信し続けていくことで、自身のイラストを見てもらえる機会を増やしていくことができます。
また、SNSに発信し続けることで、自身のイラストが現状どれだけ注目されているものかを確認することもできるので、自身のイラストの制作スキルをあげることもできます。
そして、日々イラストをあげて発信し続けているうちに、SNS上で次第にイラストレーターとして認知されるようになり、イラストの依頼が入るようになっていきます。
かつての自身の足で営業をするよりも時間はかかってしまうかもしれませんが、駆け出しのイラストレーターが仕事を得るためにも、SNS上で発信することは取り入れた方が良いでしょう。

描ける引き出しを増やしていく

3つ目は描ける引き出しを増やしていくことです。
引き出しといってもさまざまなものがあり、主なものとしてはイラストの絵柄や技術などが挙げられます。
まず、イラストの絵柄ですが、イラストといってマンガタッチのイラストもあれば、リアルなタッチのイラスト、そしてかわいいタッチのイラストなどジャンルはさまざまです。
そのため、複数の絵柄を描けるようになるようにすることで、よりクライアントの要望に答えられるようになることができるだけではなく、より多くの仕事をこなすチャンスを得ることができます。
しかし、複数の絵柄ではなく、一つの絵柄でやっていきたいと思うイラストレーターもいると思います。
一つの絵柄を貫いていきたいという人は技術の引き出しを増やしていくという方法をとると良いでしょう。
技術とは、イラスト制作ソフトの技術はもちろんですが、イラストの彩色や背景の作画などさまざまなものがあり、いずれも描ける引き出しを増やすために有効なものです。
いずれの取り入れやすい方で、描ける引き出しを増やしていくようにしましょう。

まとめ

今回はフリーランスイラストレーターが駆け出しの頃でも仕事を得るにはどうすればいいのかをまとめてみました。
あらかじめ準備をしておく、もしくは日々取り入れやすい方法であるものだとお分かりいただけたと思います。
駆け出しのイラストレーターでも、日々成長をしながら仕事を得られるようになっていくためにも、少しずついずれを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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