イラスト専門学校を卒業後は、プロのイラストレーターとしてのキャリアが始まります。
イラストレーターには会社勤めの人もいれば、フリーランスで活動する人もいますよね。会社勤めの場合には、会社から任される仕事を黙々とやっていくことになります。対してフリーランスの場合には、自ら仕事を取ってこなければ稼ぐことができません。
しかし卒業していきなり営業といっても、どこにどのように営業に行けばいいか分かりませんよね。
そこで今回は、イラストレーターの営業方法についてお教えしたいと思います。
イラスト制作会社や出版社への持ち込み
フリーランスのクリエイターの営業として王道なのが、持ち込みですよね。
イラストレーターの場合にも持ち込みはスタンダードな方法で、イラスト制作会社や出版社に持っていくことになります。
仕事相手に直接自分の顔と実力を見せることができるため、アピール力は申し分ありません。また、人柄をアピールすることで「一緒に仕事がしたい」と思わせることもできます。実力で拮抗している2人がいるときに、より人柄の良い方を選ぶのはクリエイティブな業界の通例ですね。
作品をSNSで公開する
SNSも、イラストレーターの営業のツールとして大変便利です。
イラストの投稿に適した『pixiv』などは、イラストレーターに発注するクライアントが常日頃からチェックしていることも多く、SNSを見て気になってもらえると仕事の依頼も来る可能性があります。イラストに特化したものではありませんが、現在主流であるInstagramなんかも手段としてはアリかもしれません。
こうした投稿では作品の質のアピールももちろん重要ですが、仕事の早さをアピールすることもできます。短期間で何枚も投稿できると、とても仕事の早いイラストレーターだと思われるでしょう。1日1枚投稿するだけでもかなり早い印象にはなります。
イベントへの参加
コミックマーケットなど、イラスト関係の同人イベントには多くのクライアント候補が来ている可能性があります。
イラスト業界では常に新人発掘に力を入れているため、新たな才能を見つけるという目的で参加している人も多いのです。
こういった場所では自分の作品を見て声をかけてくるクライアント候補もいるかもしれません。そういった場合に感じの良い対応ができるよう、心の準備をしておきましょう。また、名刺を持っていると仕事の依頼が来やすくなるでしょう。
まとめ
フリーランスのイラストレーターは自ら働きかけなければ仕事を受けることができませんが、軌道に乗ってくると売れっ子になることができたり、かなり単価の良い仕事ができるようになるかもしれません。
フリーランスの自由さを生かして、有効的な営業ができるといいですね。